関西旅行日記第三日(2006年5月3日)

川崎重工造船所  朝風呂に入った後、バイキング形式の朝食をとってからホテルを出る。
 最後の一日は神戸のベイエリアを回ることにしたので、大阪駅から新快速で三宮に出て、シティループでポートタワー前に行く。
 いざ、ポートベイエリアに着いてみると遊覧船すずかけ号が出航間近だったので、乗って神戸港を回ることにする。
 天気が良かったので、吹いてくる風が実に気持ち良い。
 できたばかりの神戸空港が見える方向に船が向くとちょうど出発する便が離陸して行った。
大阪城  船を下りた後は、神戸海洋博物館を見学する。
 神戸港の発展史が半分と船の仕組みが半分の内容。

 神戸海洋博物館の見学が終わるとちょうど昼になったので昼食をとった後、お土産を買う。
 中途半端に時間が余ったので港を見ながら少し休憩をとった後、ガス燈通りを神戸駅に向かって歩く。実に洒落た通りである。

 JRの新快速に乗った後、少し時間が余ったので大阪駅で下車して駅の隣のアクティ大阪27階展望台から大阪の町並みを眺める。大阪城、大阪駅、今回泊まったホテル等いろいろなところが見える。上から見ると何で地下街で迷うかが良く分かる。阪急百貨店は北側で、ぜんぜん別方面であるからだ。
 大阪市内を一回り見た後、帰路につく。
 まず、新大阪駅から14時59分ののぞみ128号に乗る。
 新大阪始発ということで車内には結構空席があったが、他の博多などから来る便は満員とは行かないまでも結構人が乗っていた。

 北側の窓側だったので富士山が見えるかなと思いながら景色を眺めていると愛知県のあたりから雲が出てきた。今回は行きも帰りもだめかと思っていると、新富士駅あたりで雲の上から富士山が顔を出した。やはり見事なものである。

 東京からは、はやて29号で仙台に向かう。
 こちらは、帰省ラッシュにぶつかったので満席である。大宮で夕日を見ると後は夜で東北に入るとトンネルが多くなるので寝て行きたい所だったが、隣が家族連れだったので苦笑しながら流れる町の明かりを見て過ごす。

 仙台に着いたころにはすっかり夜になっていたので寒さが肌にしみる。この寒さで仙台に帰ってきたんだなということを実感する。
 今回の旅では前に行ってなかった奈良と神戸を回ってきて、前に行った京都、大阪を合わせてそれなりに関西を回れたかなと思う。(修学旅行で行かなかったもので。)
 神戸の夜景とか、法隆寺とか見逃したところがいくつかあるので、数年後にまた行きたいなと思いながら、疲れたので寝ることにして今回の旅を終える。

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